製品別サイズの測定位置と測り方ガイド


用意するもの

■メジャー
平面的な生地を立体的に縫い上げた衣料品を測る物差しとしては、しなやかで取り扱いやすいテープメジャー(布製かビニール)が最適です。
金属製メジャーは、丸みのあるシルエットに沿って測るのには不向きです。

<測定上の注意>
製品は平らな台に置き、不自然なしわを伸ばし自然な状態でメジャーを添えて測ります。
しわを伸ばす場合は生地を必要以上に伸ばさないように。
特にニット製品では置き方・測り方にて差が生じる為、注意が必要です。

●生産の過程や素材の特性上、2cm程度の個体差が生じる場合がございます。
あらかじめご了承下さいませ。
※特にデザイン性のある商品・箇所につきましては採寸の方法により誤差が上記以上に生まれる場合もございます。ご了承下さいませ。

●同じサイズ表記でも、商品により着用感が異なります。

 

各アイテムの採寸ガイド

 

<ご注意>
特殊な形/トレンド要素の高いアイテムは、サイズの測り方が異なる場合がございますのでご了承下さい。

例)ドルマンスリーブ
袖下からバストを測る場合と、袖真ん中からバストを測る場合がございます

 

ニット類

ニット類 サイズガイド

①着丈
ネックポイント(襟ぐり線と肩線の合う点)から身頃裾に向かい直線に測る

②肩幅
左右のショルダーポイント(肩先)に相当する位置の間を背面に沿って測る

③アームホール
ショルダーポイントから袖下付け根(脇)までを直線に測る

④裾まわり
裾幅を測ったサイズを2倍する

カットソー類

カットソー類 サイズガイド

①着丈
ネックポイント(襟ぐり線と肩線の合う点)から身頃裾に向かい直線に測る

②肩幅
左右のショルダーポイント(肩先)に相当する位置の間を背面に沿って測る

③袖口幅
袖口となる部分の片面を測る

シャツ類

シャツ類 サイズガイド

①着丈
ネックポイント(襟ぐり線と肩線の合う点)から身頃裾に向かい直線に測る

②肩幅
後ろ襟ぐりの中央からショルダーポイント(肩先)までを測る

③ウエスト
1番細くなっている部分の片面を測り2倍する

④裾まわり
裾幅を測ったサイズを2倍する

スカート類

スカート類 サイズガイド

①着丈
ウエストベルトの上端から裾までを測る
※アイテムにより測る所が異なっております。

②ウエスト
ウエストに相当する部分を平置きしたうえで測り幅を2倍する
※ウエスト部分に沿い1周お測りする場合もございます。

③ヒップ
ヒップに相当する位置(1番膨らみのある部分)の幅を測り2倍する

④裾まわり
裾幅を測ったサイズを2倍する

ワンピース類

ワンピース類 サイズガイド

①着丈
ネックポイントに相当する位置(襟ぐりと肩線の合う点)から身頃裾までを直線に測る
※後ろ襟ぐりの中央から後ろ身頃裾までを直線に測る
※アイテムにより測る所が異なっております。

②ウエスト
ウエストに相当する部分の幅を測り2倍する

③裾まわり
裾幅を測ったサイズを2倍する

パンツ類

パンツ類 サイズガイド

①着丈
ウエストベルトの上端から裾までを測る

②裾まわり
裾幅を測ったサイズを2倍する

③ヒップ
ヒップに相当する位置(1番膨らみのある部分)の幅を測り2倍する

④股上
【前】ウエストベルト上から股の結び目までを直線に測る
【後ろ】ウエストベルト上からヒップの膨らみに沿い結び目までを測る

⑤股下
内股合わせより裾までの直線の距離

⑥わたり
股の結び目から横方向に測る(腿部分)片面のサイズ

採寸にあたって

商品を測る際には、その測り方によってサイズに若干違いが出てくることが考えられます。

特にニットは伸縮性がありますから、置き方や測りかたによって差が出やすい商品です。

また、 着用前後もサイズが変わる事が考えられます。立体的なシルエットで作られている商品(布帛等)も、その測り方によってサイズの違いが出やすいと考えられます。

平面パターン(ニットやカットソー)と立体的パターン(シャツ・JK・ワンピ・スカート・パンツ等)では測り方に違いがありますので、カテゴリーごとにをご参照頂ければと思います。

採寸の際には地の目(生地の目)に対して直角に測ることを心がけましょう。